Central Kalahari Game Reserve Day 2(中央カラハリ野生動物保護区2日目)

Dec 28, 2008

二日目は、暗いうちに起きて、朝食前の5時半頃、朝のゲームドライブに出発です。

Kalahari Desertをカラハリ砂漠と訳すと、砂地の大平原のようですが、実際は熱帯のサバンナ地帯(灌木の生える草原)なので、雨季には木々の緑が一杯です。夜明け前には、ジャッカルの甲高い遠吠えが聞こえてきます。

曇り空の朝もやの中、広い草原で、草を食べている動物がたくさんいました。

オリックスの群れです。

近づいても、怖がりません。

牛より大きく、長い角と独特の顔の模様が特徴です。

親子連れがいました。子供は茶色で模様もありません。

ジャッカルは、草原のあちこちにいて、こちらを見ています。犬そっくりで可愛いです。

茂みの陰で。

草むらで。

木陰で。

道の途中で。あちこちで、興味深そうに、こちらの様子を見ています。

リスが、砂地の穴から出てきました。

なにやら食べています。

いろいろな鳥も朝の食事のため、歩き回っています。

これは、コーリー・バスタード(Kori Bustard)、気取った歩き方をして、甲高い声で鳴きます。

ホロホロチョウ(Helmeted Guineafowl)の群れ。

Crowned lapwing(オウカンゲリ)

Northern black korhaan(ハジロクロエリショウノガン)、結構、大きな鳥です。

オリックスは、朝食が終わり帰り始めました。手前にいるのは、スプリングボック。

顔とお腹が白いのが特徴です。

8時過ぎ頃に、朝のティーブレーク。

オリックスの一群も食事が終わり帰っていきます。

空が明るくなってくると、木陰に入って寝ています。

私たちも、朝のゲームドライブから帰ると、遅い朝食を取り、午後のドライブまで昼寝です。

午後のドライブは、15時頃スタート。キャンプ場の出口の砂地で、運転手のTaezoは、トカゲが産卵しているのを発見。トカゲを踏まないように避けてしばらく観察しました。穴の中にたくさんの卵を産み落としています。

産み終わると、お腹はぺしゃんこ。穴の中に首を突っ込んで卵に砂をかけ、最後に足でも砂をかけて穴をふさぎました。

砂地の荒れ地に亀がいました。ヒョウモンガメの子どもと思われます。

手のひらよりも小さい亀。大人になるとかなりでかくなるリクガメです。

森の中から、キリンの首が見えました。

2匹でこちらを見ています。

全部で4匹見えました。

こちらは、スティーンボック。

警戒しています。

こちらは、ちょっと顔を出しただけで消えました。かすかに背中に白い縦じまが見えますので、クドゥーだと思われます。

広い砂地の広場に出ると、はるか遠くの方に黒い点々がたくさん見えました。ガイドのTaezo氏は、実に目が良くて早く見つけます。説明も分かり易く、名ガイドです。資格もしっかり持っていて、以前は特定の場所のガイドだったが今は独立したとのこと。

黒い点々は、次第に広がって、こちらに近づいてきました。

ヌー、(または、ワイルドビースト)の一群でした。子供も一緒に、非常にゆっくりと歩いています。皆、痩せているので、食事が足りないのでしょうか。

近く見ると、顔は、あの映画「美女と野獣」にでてくる野獣そっくりです。

午後6時を過ぎました。夕日で空がうす赤くなってきました。今は12月なので、ボツワナでは日が長い夏です。

鳥もスプリングボックも、大自然の中で気持ちよさそうです。

18時半を過ぎると、空一面に赤くなってきました。

アフリカの大地に真っ赤な太陽が沈んでいきます。

Central Kalahari Game Reserve セントラル・カラハリ・ゲーム・リザーブ